書評 サードドア-精神的資産の増やし方 

サードドアとは、成功に繋がる3つ目の扉を意味する。

1つ目の扉が、所属する社会から自然にそうだと思わされている成功への道に繋がる扉。例えば、日本なら、学歴をつけて良い会社に入るか医者になるか一流の資格を取るか、スポーツなら甲子園に出て活躍してドラフトで指名されてプロになってレギュラー選手になる扉。この扉への道は競争相手が物凄く多くて長蛇の列が出来ている。

2つ目の扉が、VIP専用の扉。金持ちや権力者の家庭に生まれた者のみが通れる道に繋がる扉。日本なら例えばOB枠で慶応幼稚舎に入ったり、中学生の頃から海外留学してスイスのボディングスクールに年間1000万円の授業料を6年間払って、国際バロレアを取得して欧米の大学に進学してスーパーエリートとして活躍する人ととか、親の威光で芸能界入りしている人、ボンクラなのに親が社長だから社長になっている人など。

3つ目の扉が、1つ目の扉に向かう途中で、立ち止まって「待てよ。他にも道あるんちゃうかあ?」と自分の頭で考えて他の道を模索することで見つかる扉。ただ、立ち止まって考えるところまでは、結構みんなやっているし、その扉も朧げながらなんとなくは見つけている。ただ、行動ができない。勇気がないというか、俺から言わせれば、ビビりすぎなんだけどできない。何故かというと、立ち止まって考えている理由が、1つ目の扉に向かう競争の中で負けを予測しちゃったからで、一種の逃げ、挫折感、自信の喪失感を持ち合わせた状況で、「俺こっちなら行けるかも。でもな・・・」となり躊躇することになる。だから、実は1つ目の扉である程度、勝ち癖みたいなものはつけとく必要がある。実際この著者も大学で医者を目指していて、クイズ番組で勝つのだから、一般レベルからしたら随分と優秀な頭脳を持ち合わせている。

実際、1つ目の扉への道で競争を行うことは基礎的な能力を鍛えて身につける上で物凄く効率的である。私はまずは1つ目の扉への競争に勝つためにやれるだけのことを行なって、それで勝てれば、そのまま行けば良いし、やっぱりトップに行けないなと思ったら別の扉を目指して良いと思う。限界まで挑戦した時には大抵の奴には勝てるし、それでも勝てない奴は、その多くがもっと努力していて、自分よりももっと負けることを恐れているか、もっとそのことをバカみたいに好きかどちらかだということを知る。

私は3つ目の扉は、自分が本当に負けたくないと思える分野に出会えるか、バカみたいに好きだと思える分野に出会えた時に見つけれると思う。

私からすると著者は、成功者の最初の一歩を成功者本人から聞き出すことに取り憑かれたから、行動できたと思う。そして、その行動にはこれまでの1つ目の扉を目指す上で行ってきた訓練が大いに役立っている。

投稿者: 龍神

勝負事が好きである  当然のごとく勝つことが好きである  勝者の輝きに勝るものはない 勝者は美しい 勝利を求めること以外に人生に価値を見出せない 勝ち方を徹底的に研究し、必ず勝利を掴む

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です